歴代覇者の大山&表が首位タイ 連勝狙うT.ルーは単独3位
国内女子ツアーのヨネックスレディスゴルフトーナメントが6日、新潟県のヨネックスカントリークラブを舞台に第2ラウンドの競技を終了。ともに今大会の歴代覇者である大山志保と表純子が、通算9アンダーで首位を分け合った。
「優勝もしてるし、昨年も優勝争いをしているので良いイメージがある」という2006年大会覇者の大山は、イーブンパーで迎えた5番をバーディとすると、6番パー5でも3打目をピンそばに寄せてバーディ奪取。7番パー3ではホールインワンこそ惜しくも逃したものの、鮮やかなティーショットから3連続バーディにつなげ、3アンダーで前半を折り返す。
迎えた後半は、14番で1つスコアを伸ばすも直後のボギーで一歩後退。それでも、17番から連続バーディと底力を見せ、7バーディ、2ボギーの5アンダー67でホールアウト。最終18番で表に追い付かれたものの、ツアー16勝目に向けて最高の位置で最終ラウンドを迎えることとなった。
得意のアイアンショットを武器に初日で5アンダー67の単独2位につけた表は、3番から連続バーディを奪うも、8番でボギーを叩くなど波に乗り切れず、1アンダーでハーフターン。しかし、後半を3バーディ、ノーボギーのラウンドで走り抜け、最終18番のバーディで首位タイにつけた。
前週大会からの連勝を狙うテレサ・ルー(台)は、2バーディ、1ボギーの1アンダー71で通算7アンダーとし、首位と2打差の単独3位につけた。通算6アンダーの4位タイには、今季2勝目を目指す菊地絵理香とO.サタヤ(タイ)が続く。アン・ソンジュ(韓)は大江香織と並ぶ通算3アンダー9位タイ。
ディフェンディング・チャンピオンの成田美寿々は通算1アンダーにスコアを落とし、今大会で連覇を経験している全美貞(韓)と19位タイで並んだ。ホステスプロの若林舞衣子は、森田理香子、藤田光里と同じ通算1オーバー32位タイ。現在賞金ランク1位のイ・ボミ(韓)は、通算3オーバー48位タイでなんとか決勝ラウンド進出を決めている。