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藍は無念の予選落ち… 成田、藤田が首位並走

更新日:2015/06/12 19:10
藍は無念の予選落ち… 成田、藤田が首位並走
今大会4年ぶりの出場を果たした宮里藍だが、2日目にスコアを落として無念の予選落ちとなった。(写真撮影:ISM)

 

 国内女子ツアーの今季第15戦、サントリーレディスオープンゴルフトーナメントは12日、兵庫県の六甲国際ゴルフ倶楽部を舞台に第2ラウンドの競技を終了。2004年大会覇者で、主戦場の米ツアーから帰国参戦した宮里藍は決勝ラウンド進出を逃している。

 今大会4年ぶりの出場となった藍はこの日、26位タイから上位進出を狙うも、前半に3ボギーを叩いて後退。後半の12番パー5でバーディを奪って波に乗るかに思われたが、14番、16番でボギーを喫して4オーバー76。ホステスプロとして結果を残したいところだったが、通算3オーバーの66位タイで無念の予選落ちを喫した。

 トップは成田美寿々、藤田光里で通算10アンダー。初日首位発進の成田は5番パー4でイーグルを奪取するなど見せ場を作るも、上がり3ホールで2ボギーを叩いて1アンダー71止まり。一方の藤田は5位タイから出ると、4連続を含む8バーディ(2ボギー)の猛攻で6アンダー66を記録し、リーダーボードの最上段を射止めた。

 以下、通算8アンダー3位タイに現在賞金ランキングトップのイ・ボミ(韓)、笠りつ子の2人。イ・ボミはノーボギーの4アンダー68と持ち前の安定感を披露し、笠は後半10番から怒涛の6連続バーディを奪って5アンダー67で回り、前日の11位タイから急浮上を果たした。

 その他上位陣は、通算7アンダー5位タイにアマチュアの新垣比菜(興南高2年)、堀琴音ら4人。通算6アンダー9位タイに申ジエ(韓)、姜秀衍(韓)がつけ、今季2勝のテレサ・ルー(台)は通算5アンダー11位タイとなっている。

 また、歴代チャンピオンの飯島茜、上田桃子はそれぞれ通算4アンダー14位タイと通算3アンダー17位タイ。2014年覇者のアン・ソンジュ(韓)、2013年覇者の森田理香子も通算1アンダー26位タイとまずまずの位置で決勝ラウンドにコマを進めた。

 なお、今大会終了時点の賞金ランク上位5位までには、全英リコー女子オープン(現地時間7月30日〜8月2日/スコットランド、トランプ・ターンベリー・リゾート)の出場権が与えられる。

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