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松山が日本勢最高の26位タイ発進 石川は98位タイ出遅れ

更新日:2015/06/19 19:28
松山が日本勢最高の26位タイ発進 石川は98位タイ出遅れ
日本勢最高の26位タイにつけた松山。(写真提供:Getty Images)

 

 米男子ツアーの今季メジャー第2戦、全米オープンが現地時間18日、ワシントン州のチャンバーズ・ベイを舞台に開幕し、第1ラウンドの競技を終了。パワーランキング(優勝予想)で3位につけるなど優勝候補の一角と目されている松山英樹が、イーブンパー70で日本勢トップの26位タイにつけた。一方、石川遼は4オーバー74で98位タイと大きく出遅れている。

 3年連続の全米オープン出場となる松山は、インスタートの11番パー4で2打目を約5メートルに寄せると、グリーンの複雑な傾斜を読み切るナイスパットからこの日最初のバーディを奪取。その後は手堅くパーセーブを続けながら、16番で約3メートルのバーディパットを沈めて前半を2アンダーで折り返す。

 しかし、迎えた後半は4番パー4でこの日初めてボギーを喫する展開に。そこから5番のバーディですぐさま遅れを取り戻したものの、コース最難関とされる7番パー4で痛恨のダブルボギーを叩き、3バーディ、1ボギー、1ダブルボギーのラウンドとなった。

 地区予選を突破して3年ぶりに今大会へ戻ってきた石川は、前半13番の2打目がバンカーにつかまりボギーが先行。さらに17番でもひとつスコアを落とし、2オーバーで前半を終える。巻き返しを狙ったバックナインでも1番からボギーを叩くと、3番でこの日初めてバーディを奪ったものの後が続かず。1バーディ、5ボギーでホールアウトしている。

 5アンダー65で首位タイに入ったのはヘンリック・ステンソン(スウェーデン)とダスティン・ジョンソン(米)。その他の日本勢では、3バーディ、3ボギーで回った川村昌弘が松山と並ぶ26位タイ。2012年国内賞金王の藤田寛之は2オーバー72で、世界ランキングNo.1のローリー・マキロイ(北アイルランド)、昨季王者マーティン・カイマー(独)らとともに52位タイに入った。薗田峻輔は8オーバー78と大きく崩れて141位タイとなった。

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