R.マキロイ、後半の失速で上位進出ならず「65で回れたものを…」
更新日:2015/06/21 12:14
掲載日:2015/06/21 11:39
米男子ツアーの今季メジャー第2戦、全米オープンが現地時間20日、ワシントン州のチャンバーズ・ベイを舞台に第3ラウンドの競技を終了。世界ランキングNo.1のローリー・マキロイ(北アイルランド)は後半の失速でイーブンパー70のラウンドとなり、通算4オーバー25位タイと優勝圏外で最終日を迎えることとなった。
パワーランキング(優勝予想)で1位に選ばれながらも、初日から52位タイ発進と出遅れ、この日は44位タイからのスタートとなったマキロイ。2番で約7メートルのバーディパットを沈める幸先良い出だしを見せると、迎えた7番パー4でも2打目をピンそばに寄せるナイスアプローチからバーディを奪い、前半を2アンダーと良い流れで折り返した。
しかし、迎えた10番を約1メートルのバーディパット失敗でパー止まりとなると、直後の11番で3パットボギーを叩いて失速。その後は12番からの3ホールで立て続けにバーディチャンスを外し、15番でこの日2つ目のボギーを喫してしまう。結局そこからの3ホールではスコアを伸ばせず、2バーディ、2ボギーのイーブンパー70でホールアウト。最終日をトップと8打差で迎えることとなり、メジャー5勝目獲得は絶望的な状況となった。
「65で回れたものを70にしてしまった気分。本当にがっかりだよ」とこの日のプレーを振り返ったマキロイは「今日はスコアを伸ばして上位に食い込むチャンスだった。ラウンドの半分を終えた時点ではそうなりそうだったが、結局また悪い結果に終わってしまった」と後半にスコアを落とした悔しさを口にしている。