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J.スピース、D.ジョンソンらがトップタイ! 混戦模様で最終日へ

更新日:2015/06/21 12:14
J.スピース、D.ジョンソンらがトップタイ! 混戦模様で最終日へ
ともにトップタイにたったD.ジョンソン(左)とB.グレイス。(写真提供:Getty Images)

 

 米男子ツアーの今季メジャー第2戦、全米オープンが現地時間20日、ワシントン州チャンバーズ・ベイで第3ラウンドの競技を終了。ジョーダン・スピース(米)、ダスティン・ジョンソン(米)、ジェイソン・デイ(豪)、ブランデン・グレイス(南ア)が、通算4アンダーでトップタイに並ぶ混戦で、優勝の行方は最終日に委ねられることとなった。

 マスターズからのメジャー連勝を狙うスピース。しかし、前半は予選ラウンドの2日間でわずか3つだけだったボギーを4つ叩くなど、1オーバーでバックナインへ。それでも後半は1バーディ、1ボギーのイーブンパーと耐え続け、4バーディ、5ボギーの1オーバー71でホールアウトとなった。

 一方、第2ラウンドでは一時単独トップに立ちながら終盤に失速したジョンソンは、前半を4バーディ、2ボギーでハーフターン。後半こそ13番でダブルボギーを叩くなどスコアを落としたが、5バーディ、3ボギー、1ダブルボギーのイーブンパー70で回り、悲願となるメジャータイトルの可能性を最終日にかける。

 9位タイから出たジェイソン・デイ(豪)は、前半こそ2オーバーと苦しんだものの、バックナインに入り9番からの3ホールで2バーディを奪取。さらに2つスコアを伸ばして迎えた最終18番パー5では、グリーンを狙った第3打で傾斜を上手く利用してピンそば約2メートルにつけるスーパーショットを見せバーディで3日目を締めた。

 5バーディ、3ボギーの2アンダー68でラウンドしたデイ。前日は18番のグリーン上で良性発作性頭位めまい症に襲われるアクシデントに見舞われ、コンディションは万全ではないものの「僕は大丈夫」と大きな問題ではないことをアピール。ホールアウト後も疲れた表情を見せていたのは気がかりだが、最終日に2011年と2013年で2位(タイ)に終わったリベンジを果たすことはできるだろうか。

 トップタイグループと3打差の5位タイには、「66」をマークしたルイス・ウーストハウゼン(南ア)、J.B.ホームズ(米)ら4選手が並んだ。スピースと同じトップタイから出たパトリック・リード(米)は6オーバー76と崩れ、通算1オーバー9位タイに後退している。

 日本勢で唯一決勝ラウンドに進出した松山英樹は通算3オーバー19位タイ。世界ランキングNo.1のローリー・マキロイ(北アイルランド)は通算4オバー25位タイ、キャリアグランドスラム達成を狙うフィル・ミケルソン(米)は、7オーバー77とスコアを落とし通算10オーバー66位タイに沈んでいる。

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