S.ルイスが地元での連覇を目指す　2012年覇者・宮里藍らも出場

　米女子ツアーのウォルマートNWアーカンソー選手権が現地時間26日、アーカンソー州のピナクルCCを舞台に開幕。ディフェンディング・チャンピオンのステイシー・ルイス（米）が、今季初勝利を目指す。

　今季メジャー第2戦、KPMG女子PGA選手権から1週のオープンウィークを経て行われる今大会は、3日間54ホールの戦い。さらに2週後に控えるメジャー第3戦、全米女子オープン（7月9日〜12日／ペンシルベニア州ランカスターCC）の前哨戦としてトッププレーヤーたちがこぞってフィールド入りしている。

　地元での連覇を狙う昨季年間最優秀選手のルイスは昨季大会、トップと4打差の7位タイから出た最終ラウンドを6アンダー65の好スコアをラウンドし、通算12アンダーまでスコアを伸ばして逆転優勝を成し遂げた。今季はトップ10入り7回、さらに賞金ランキングで4位に入るなど安定した成績を残しているが、2位（タイ）が3回とあと一歩のところで悔しい思いをしている。今年も地元ギャラリーの前でトロフィを掲げ、ビッグトーナメントへ弾みをつけたいところだ。

　また、日本勢は2012年大会覇者の宮里藍をはじめ、横峯さくら、宮里美香、上原彩子、野村敏京、有村智恵が参戦。舞台となるピナクルCCは全長が6,374ヤードとツアーの中でも短いコースのため、日本人選手にも活躍の可能性は十分にある。優勝スコアは4年連続で通算12アンダーとなっており、初日にスタートダッシュを決めて、この数字に近づくことが出来るかがカギとなりそうだ。

　その他にも、KPMG女子PGA選手権で3連覇を果たしロレックスランキング（女子世界ランキング）No.1に返り咲いたインビー・パーク（韓）、同大会でツアー初となる予選落ちを喫したリディア・コ（ニュージーランド）の戦いに注目。昨季全米女子オープン覇者のミッシェル・ウィー（米）、ホール・オブ・フェイマー（世界ゴルフ殿堂入り選手）のカリー・ウェブ（豪）なども出場し、しのぎを削る。