初日は日没サスペンデッドに 有村が暫定9位タイと好スタート
米女子ツアーのウォルマートNWアーカンソー選手権が現地時間26日、アーカンソー州のピナクルCCを舞台に開幕し、第1ラウンドの競技を行ったが、荒天により4時間以上中断を挟み日没サスペンデッドに。有村智恵が17ホールを消化して、暫定9位タイと好スタートを切った。
レギュラーツアー今季3戦目となる有村。インスタートとなった初日は、13番から連続バーディを奪い2アンダーで折り返す。バックナインでも1番、3番でスコアを伸ばし、4バーディ、ノーボギーと好調なプレーを見せた。11ホール消化時点で5バーディを奪った宮里美香と野村敏京(15ホール終了)は、3アンダーで暫定20位タイにつけている。
18ホールを消化した横峯さくらは、立ち上がりの3番から連続ボギーを喫したものの、前半のうちに2バーディを取り返すと、後半は2バーディ、ノーボギーでラウンド。2アンダー70でホールアウトし、暫定35位タイとなった。上原彩子(15ホール終了)は、2バーディ、1ボギーの1アンダーで暫定54位。
2012年大会覇者の宮里藍は、インスタートの前半を14番からの4ホールで3バーディを奪うなど、2アンダーで折り返す。この勢いのままスタートダッシュを決めたいところだったが、3番パー3でダブルボギーを叩くと、その後はスコアを伸ばすことができず。4バーディ、2ボギー、1ダブルボギーのイーブンパー72で暫定76位タイとやや出遅れている。
暫定単独トップは、14ホールを終えて8アンダーのM.J.ハー(韓)。2打差の暫定2位タイにはアサハラ・ムニョス(スペイン)、アンナ・ノルドクビスト(スウェーデン)、ブリタニー・リンシコム(米)、チェ・ナヨン(韓/14ホール終了)が並んでいる。
ディフェンディング・チャンピオンのステイシー・ルイス(米)は、15ホールを消化した時点で4アンダー暫定9位タイと好位置。ロレックスランキング(女子世界ランキング)No.1のインビー・パーク(韓)は2アンダー70でホールアウトし、カリー・ウェブ(豪)らと並び暫定35位タイとなっている。