美香が日本勢トップの4位タイ浮上 有村は8位タイに
米女子ツアーのウォルマートNWアーカンソー選手権が現地時間27日、アーカンソー州のピナクルCCを舞台に日没順延となっていた第1ラウンドの残りと第2ラウンドの競技を終了。チェ・ナヨン(韓)が通算13アンダーで単独首位に立つ中、暫定20位タイから出た宮里美香が日本勢トップの通算9アンダー4位タイに浮上した。
第1ラウンドの12ホール目(3番)からプレーした美香は、3番、9番のバーディで2つスコアを伸ばして第2ラウンドへ。そこからの前半を1アンダーで折り返すと、バックナインでは11番からの4ホールで3バーディを奪い、18ホールを5バーディ、1ボギーの4アンダー67でホールアウト。この日のプレーで一気に6つスコアを伸ばし、上位進出に成功している。
暫定9位タイからのスタートとなった有村智恵は、第1ラウンドの最終ホールからこの日のプレーを開始。同ホールををパーで締めると、迎えた第2ラウンドは出だし1番からバーディ発進を切った。そこから前半のうちに2バーディを重ねて3アンダーで折り返すと、後半にも1つスコアを伸ばして5バーディ、1ボギーの4アンダー67でホールアウト。通算8アンダー8位タイで最終日を迎えることとなった。
トップと2打差の2位タイにはアンナ・ノルドクビスト(スウェーデン)とM.J.ハー(韓)。ディフェンディング・チャンピオンのステイシー・ルイス(米)は、通算9アンダーで美香と並ぶ4位タイにつけている。一方、ロレックスランキング(女子世界ランキング)No.1のインビー・パーク(韓)は通算1アンダーでミッシェル・ウィー(米)、モーガン・プレッセル(米)らとともに予選敗退を喫している。
第1ラウンド後半16番からプレーを始めた野村敏京は、上がり3ホールを1ボギーで終えると、その後の18ホールを3アンダー68でホールアウト。通算5アンダーにスコアを伸ばし、26位タイに順位を上げた。横峯さくらは通算4アンダー32位タイで予選通過。その一方、宮里藍は通算イーブンパー、上原彩子は通算2オーバーでともに予選落ちとなっている。