J.J.ヘンリーがプレーオフを制し、3年ぶり優勝!
更新日:2015/08/10 12:00
掲載日:2015/08/10 11:35

米男子ツアーのバラクーダ選手権は現地時間9日、ネバダ州のモントリューG&CCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。J.J.ヘンリー(米)がプレーオフの末に優勝し、ツアー通算3勝目を挙げた。
ステーブルフォード方式(アルバトロス=8点、イーグル=5点、バーディ=2点、パー=0点、ボギー=−1点、ダブルボギー以下=−3点)で行われている今大会。最終ラウンドでは、カイル・レイファース(米)が前半で3バーディ、1ボギーの5ポイントを追加すると、サンデーバックナインでは13番、14番、18番でイーグルを奪うなど17ポイントを奪取。通算47ポイントまでスコアを伸ばし、ホールアウト時には単独首位に立つ。
しかし、通算41ポイントの単独トップから出たヘンリーが前半は1バーディ、3ボギーと苦しみながらも、12番から3連続バーディを奪い追い上げると、レイファースと2ポイント差で迎えた最終18番パー5で第2打をピンから4メートルにつけてバーディ。土壇場で追いつき、勝負の行方はプレーオフへともつれ込む。
18番の繰り返しで行われたプレーオフ。1ホール目は両者ともにバーディとすると、2ホール目でヘンリーはグリーン外からのイーグルパットを沈めてガッツポーズ。その後、レイファースのイーグルトライはカップの僅か左に切れて、ヘンリーの優勝が決まった。「大変な一日だったが、最後までやり切れて良かった」と振り返った40歳にとって3年ぶりとなるトロフィとなった。
通算46ポイントの単独3位にはパトリック・ロジャース(米)、通算43ポイントの単独4位にアンドレス・ゴンザレス(米)が入っている。ツアー7勝を誇るレティーフ・グーセン(南ア)は通算41ポイントの単独6位で大会を終えている。