岩田が来季米ツアー出場権を目指し、入れ替え戦に出場!
米男子ツアーとウェブ・ドットコム・ツアー(下部ツアー)の入れ替え戦である“ウェブ・ドットコム・ツアー・ファイナルズ”第1戦 ホテルフィットネス選手権が、現地時間11日にインディアナ州のシカモア・ヒルズGCを舞台に開幕。岩田寛が来季のレギュラーツアーシード権をかけて参戦する。
計4試合で争われるツアー・ファイナルズは、レギュラーツアーのフェデックスカップ・ポイントランキング126位〜200位までの75選手、そして下部ツアーの賞金ランキング上位75選手の計150名が出場。4試合での合計賞金額で上位25名に入った者だけが来季レギュラーツアーのシード権を獲得する。2013年には石川遼も参戦しており、第2戦から3戦連続でトップ10入りを果たし、総合13位でツアーカードを獲得している。
そして、今大会には国内ツアーを主戦場としている岩田が出場。今季は昨年11月のWGC-HSBCチャンピオンズで優勝争いの末に3位タイ、8月の全米プロゴルフ選手権では第2ラウンドでメジャー最少ストロークのタイ記録となる「63」を叩き出して21位タイと海外の試合で強さを発揮してきた。前週の国内ツアー「フジサンケイクラシック」でも最終日に追い上げを見せて4位タイに入るなど調子は上向きなだけに、悲願のシード権獲得に向けて好スタートを期待したいところだ。
その他にも、今季欧州ツアーで2勝を挙げ、世界ランキング40位のアニルバン・ラヒリ(インド)、2009年の全米オープン覇者でツアー3勝のルーカス・グローバー(米)、フェデックスカップ・ポイントランキング127位のスコット・ラングレー(米)、アーノルド・パーマーの孫として知られるサム・サウンダース(米)などツアーに生き残りをかける選手たちも多く出場。レギュラーツアーとは違った緊張感の中でのプレーに注目だ。