服部が単独首位発進 鈴木は「78」で91位タイと出遅れ
国内女子ツアーの今季公式戦第2戦 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯が10日、長崎県のパサージュ琴海アイランドゴルフクラブで開幕し、第1ラウンドの競技を終了。服部真夕が4アンダー68でマークし、単独首位に立った。
アンダーパーでラウンドしたのがわずか9人となった初日。今季、8月のCAT Ladiesを制し1勝を挙げている服部は、インスタートの11番でボギーが先行するも13番でイーブンに戻すと、15番からは連続バーディをマークし2アンダーで折り返す。さらに後半は最初の1番でバーディを奪うなど、ノーボギーの2アンダーでラウンドし、5バーディ、1ボギーでホールアウト。ツアー6勝目に向けて最高のスタートを切った。
3アンダー69の2位タイには、吉田弓美子、藤本麻子、ジャン・ウンビ(韓)。2アンダー70の単独5位には堀琴音がつけている。トップと3打差の6位タイには、昨季賞金女王のアン・ソンジュ(韓)、今季1勝の菊地絵理香、酒井美紀、天沼知恵子が並んだ。
ツアー史上2人目となる3週連続優勝を狙うイ・ボミ(韓)は、インスタートの前半を1バーディ、3ボギーの2オーバーと苦戦するも、バックナインを1バーディで終え、2バーディ、3ボギーの1オーバー73でラウンド。今季3勝のテレサ・ルー(台)、成田美寿々、原江里菜、笠りつ子、大山志保、香妻琴乃、不動裕理らと並び20位タイで初日を終えている。藤田光里、渡邉彩香らが4オーバー76で60位タイとなっている。
一方、ディフェンディング・チャンピオンの鈴木愛は、14番でトリプルボギーを喫するなど、1バーディ、4ボギー、1トリプルボギーの6オーバー78で91位タイと大きく出遅れ。まずは予選突破に向けて、2日目で巻き返すことができるだろうか。