L.トンプソン、イ・ミヒャンが首位に I.パークは40位タイ
米女子ツアーの今季メジャー最終戦、エビアン選手権が現地時間10日、フランスのエビアン・リゾートGCを舞台に開幕。第1ラウンドの競技を終えて、レクシー・トンプソン(米)とイ・ミヒャン(韓)の2人が5アンダー66のトップに並んだ。
弱冠20歳ながらツアー5勝、メジャー1勝を数えるトンプソンは、インスタートの12番でバーディを先行させると、直後13番からイーグル、バーディ、バーディと4ホールで5つスコアを伸ばす猛チャージを披露。これで一気にリーダーボードのトップに駆け上がると、以降は最終ホールまでパーを並べ、1イーグル、3バーディでのホールアウトとなった。
世界トップ3の共演となった第12組ではリディア・コ(ニュージーランド)が唯一アンダーパーでラウンド。前半のうちに1つスコアを伸ばしたコは、後半1番のバーディで2アンダーとするも以降は伸ばし切れず、5バーディ、3ボギーの2アンダー69で12位タイにつけた。今大会を勝利出来れば、インビー・パーク(韓)の結果次第でロレックスランキング(女子世界ランキング)No.1に返り咲けるだけに、2日以降も2人の戦いからは目が離せない。
一方、そのパークと世界No.3のステイシー・ルイス(米)はともにオーバーパーでホールアウト。前半をイーブンパーで折り返したパークは、後半に1つスコアを落とし、3バーディ、4ボギーの1オーバー72で40位タイに入った。ルイスは1オーバーで迎えた後半、出だしから連続バーディをマークするも5番からダブルボギー、ボギーと一気に後退し、2オーバー73で昨季覇者のキム・ヒョージュ(韓)らと並ぶ56位タイとなっている。
トップと1打差の3位タイに池恩熹(韓)ら3人が続き、3アンダー68の6位タイにはキム・セイヨン(韓)、フォン・シャンシャン(中)らが6人が並んだ。そのほか、1アンダー70で回った野村敏京は日本勢トップの17位タイ。今季初勝利を狙うミッシェル・ウィー(米)は宮里藍らと並ぶ4オーバー75の80位タイと出遅れている。