前半はツアー新記録ペース! P.ローリーが「61」で首位タイ発進
更新日:2015/09/12 07:18
掲載日:2015/09/11 08:07
欧州ツアーのKLMオープンが現地時間10日、オランダのケネマーGCを舞台に第1ラウンドの競技を終了。1999年全英オープン覇者のポール・ローリー(スコットランド)が9アンダー「61」を叩き出し、ツアー初勝利を目指すウェイド・オームズビー(豪)と首位を分け合った。
悪天候の影響によりプリファードライ(拾い上げてプレースしても良いライ)採用のもとで行われた大会初日。3週前のメイド・イン・デンマークで今季初のトップ10入り(6位タイ)を果たしたローリーは、立ち上がり12番でイーグルをマークすると、前半のうちにさらに4バーディを重ねて「28」の折り返し。後半もスコアを落とすことなく3バーディを上積みし、1イーグル、7バーディで惜しくもツアー史上初の「59」には届かなかったが、それでも自身のツアーベスト「63」を上回り、「『61』でも大満足」と会心のラウンドを振り返った。
トップと1打差の単独3位はリチャード・ブランド(英)。さらに1打差の4位タイには地元出身の2013年王者ヨースト・ルーテン(オランダ)やジェームス・モリソン(英)ら5人が続いた。今季1勝のソレン・ケルドセン(デンマーク)は6アンダー9位タイにつけている。
そのほか、今季初勝利を目指すマーティン・カイマー(独)は5バーディ、2ボギーの3アンダー67で26位タイ発進。メジャー8勝を誇るトム・ワトソン(米)は3バーディ、2ボギーの1アンダー69で61位タイとなった。一方、2016年ライダーカップの欧州選抜主将を務めるダレン・クラーク(北アイルランド)は1オーバー71で102位タイと出遅れている。