ソルハイム杯開幕へ 3連覇狙う欧州か、世界ランク優位の米国か
更新日:2015/09/17 13:19
掲載日:2015/09/17 13:14
2年に1度行われる女子ゴルフの欧米選抜対抗戦、ソルハイムカップが現地時間18日から、ドイツのレオンロットゴルフクラブで開催される。大会は1990年から「ライダーカップの女子版」として始まり、過去の対戦成績は米国の8勝5敗。しかし最近2大会は欧州代表が制している。
欧州の主将はカリン・コーク(スウェーデン)、米国はジュリー・インクスターが主将。両陣営ともにトップ選手が12人のチームを作り、3日間のマッチプレーを行う。
欧州代表はスーザン・ピーターセン(ノルウェー)、アンナ・ノルドクビスト(スウェーデン)の両ベテランが軸となり、アザハラ・ムニョス(スペイン)、チャーリー・ハル(英)ら実力者が続く。また、地元ドイツのサンドラ・ガルとキャロライン・マッソンは特に気合いが入り、絶対に負けられない戦いになるだろう。
もう一人注目されるのは、前回大会、大会史上初の5戦全勝を成し遂げ、影のエースとなったキャロライン・ヘドバル(スウェーデン)。自力での代表メンバー入りはならなかったものの、必要不可欠な戦力としてコークが主将推薦として選んだ。快進撃は今大会も続くだろうか。
2年前に初めて、自国開催で敗れる屈辱を味わった米国代表は、今大会もロレックス・ランキング(女子世界ランキング)3位のステイシー・ルイスがエース。さらには同4位のレクシー・トンプソン、14位ブリタニー・リンシコム、15位クリスティー・カーらが揃い、世界ランクでは欧州を圧倒する。
さらにはミッシェル・ウィー、モーガン・プレッセル、アンジェラ・スタンフォード、ブリタニー・ラング、ポーラ・クリーマーと経験豊富な選手が勢ぞろい。アリソン・リーが両チーム唯一の大会初出場を果たす。