P.ミケルソンがB.ハーモンとのコンビを解消 新コーチは…
更新日:2015/11/06 12:32
掲載日:2015/11/06 12:16
現地時間4日、世界ゴルフ殿堂メンバーのフィル・ミケルソン(米)が、これまで8年間スイングの師事を受けてきたブッチ・ハーモン氏とのコンビを解消したことが分かった。
2007年にスイングコーチとしてハーモン氏をチームに迎えたミケルソンは、同氏とともに戦った8年の間にマスターズ(2010年)や全英オープン(2013年)を制覇するなど、世界中で15勝を積み上げる輝かしいキャリアを築いた。しかし、2013年の全英以降は勝ち星から見放され、その間のトップ10入りはわずかに5回。前月のザ・プレジデンツカップでもキャプテンピックによって何とか1994年からの皆勤出場を維持するなど、このところは不振が続いている。
今回の発表に際し「この8年間でブッチから多くのことを学んだ。今はただ、別の視点からの新しいアイデアが必要なんだ」とコメントしたミケルソン。ハーモン氏とは前週に直接話をしていたとのことで、円満な関係のままでの別れとなったようだ。発表の翌日には、新コーチにオーストラリア国籍の41歳、アンドリュー・ゲトソン氏を指名する意向を示しているものの「可能性は高いが、その保証はない」ともしているだけに今後の動向からは目が離せない。