女王イ・ボミは4位タイ発進 単独トップは前田
更新日:2015/11/26 19:12
掲載日:2015/11/26 15:45
国内女子ツアーの今季最終戦、LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップが26日、宮崎県の宮崎カントリークラブを舞台に第1ラウンドの競技を終了。今季1勝の前田陽子が3アンダー69で単独首位に立ち、賞金女王のイ・ボミ(韓)はイーブンパー72のラウンドで4位タイ発進となっている。
今季7勝を挙げ、すでに賞金女王、年間最優秀選手賞の2冠を達成しているイ・ボミ。2連勝で波に乗って迎えた今大会初日は、前半を1バーディ、1ボギーで折り返すと、後半はスコアカード通りのプレーでホールアウト。自身初の3連勝で有終の美を飾るべく、2日目は3打差4位タイの好位置から首位をうかがう。
そのイ・ボミをかわして首位に立ったのは、賞金ランキングで出場選手中最低の28位につける前田。今季2勝目を狙う同選手は、4バーディ、1ボギーのラウンドで並み居る強豪をかわしてリーダーボードのトップに躍り出た。
1打差の単独2位は申ジエ(韓)、アン・ソンジュ(韓)がさらに1打差の単独3位に続く。イ・ボミと同じ4位タイには、大会2勝の大山志保や今季2勝の渡邉彩香、成田美寿々、原江里菜、穴井詩が並んでいる。
そのほか、前週大会2位タイの鈴木愛は1オーバー73の10位タイ、今季初勝利を目指す上田桃子は藤田光里、森田理香子らと同じく3オーバー75のラウンドで18位タイとなった。また、昨季覇者のテレサ・ルー(台)は4オーバー76と苦戦し、22位タイと出遅れている。