ピンクリボンチャリティ贈呈式に吉田弓美子が登場
CS放送ゴルフ専門チャンネル「ゴルフネットワーク」は、乳がんの早期発見・早期診断・早期治療の大切さを伝える「ピンクリボン」運動の一環として7日、東京スカイツリー内J:COM Wonder Studioにて『ゴルフネットワーク ピンクリボン2015 トーク&贈呈式』を開催した。
本イベントには今季国内女子ツアーで1勝を挙げ、賞金ランキング16位でシーズンを終えた吉田弓美子が出席。本会場のある「『ソラマチ』をイメージした」というワンピースと黒のニーハイブーツで登壇した吉田は、女子ツアーの最終戦を終えた後は、男子ツアーや『THE QUEENS presented by KOWA』を現地で観戦して過ごしていたという。今後のオフの過ごし方については年内はトレーニング、1月からはアメリカで1か月の合宿を行っていく。
また吉田といえば長く「長尺パター」の使い手として有名であったが、16年1月からパッティングの際に身体の一部をクラブに固定させてストロークを行う「アンカリング」が禁止となることに伴い、試行錯誤が続いているようだ。ツアー5勝のうち4勝が長尺パターの使用。だが、今季は規制を見据え通常のパター(短尺)に替えシーズンに臨み「不安しかなかった」ものの、見事に5月の中京テレビ・ブリヂストンレディスオープンで優勝。手応えをつかんだ。また今後の長尺パターの使用に関しては「長尺パターも身体につけなければいいのですが、私は支点を作らないといけないパターンなので…。中尺も練習しようかなと思っています。武器は1つではなく2つ3つとあればいいので」と、規制を逆手に前を向いていた。
「息の長い選手を目指している。毎年1勝を挙げられる選手でいたい」と日々、一歩一歩の積み重ねが重要であることを強調した吉田。来季は大会ごとにパターを替えて挑む吉田の姿が見られるかもしれない。
尚、2005年より「ピンクリボン」運動を行っているゴルフネットワークが本年度、ピンクリボン活動によって得た収益金1,065,760円は、公益財団法人日本対がん協会へ寄付された。