石川が世界ランク104位に浮上 片山は61位 松山は1つ下げる
現地時間6日に最新の世界ランキングが発表され、国内男子ツアーの今季最終戦、ゴルフ日本シリーズJTカップで今季2勝目を挙げた石川遼は104位に急浮上。その一方で、タイガー・ウッズ(米)主催のチャリティイベント、ヒーロー・ワールド・チャレンジで最下位となった松山英樹は、同ランク15位に1ランクダウンとなった。
ゴルフ日本シリーズJTカップで後続に5打差をつけて公式戦初優勝を飾った石川。今季の同ツアーを7戦2勝で締めくくり、賞金ランキングは6位でフィニッシュ。世界ランクでは前週から35ランクアップを果たしている。また、同大会で単独5位に入った片山晋呉は、5つ上げて同ランク61位となった。年内の世界50位以内は、目標とする「マスターズ」出場条件のひとつ。今週出場予定のアジアンツアー、タイランドゴルフ選手権でどこまで順位を上げられるだろうか。
ヒーロー・ワールド・チャレンジで3打差の勝利を収めたバッバ・ワトソン(米)は同ランク4位で変わらず。欧州ツアーのネッドバンク・ゴルフチャレンジで単独2位となったヘンリック・ステンソン(スウェーデン)は、2つ上げて同ランク5位につけた。また、同大会でツアー初優勝を手にしたマーク・リーシュマン(豪)は44ポイントを加算し、前週の47位から26位にジャンプアップしている。
ネッドバンク・ゴルフチャレンジの裏で開催されたオーストラリアPGA選手権では、地元豪州出身のネイサン・ホルマンが優勝。世界ランクでは171位に147ランクアップとなった。一方、アジアンツアーのホートラム・オープンを制したセルヒオ・ガルシア(スペイン)は、世界12位で前週から変わらずとなっている。
なお、ランキングトップ3に変動はなく、1位ジョーダン・スピース(米)、2位ジェイソン・デイ(豪)、3位ローリー・マキロイ(北アイルランド)のままとなった。