人気親子大会はワドキンス組がV ラブIII組ら4チームでのPO制す
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2015/12/14 12:31
非公式イベントながら人気のPNCファーザーサン チャレンジが現地時間13日、フロリダ州のリッツカールトンGCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。ラニー&タッカー・ワドキンス(米)組が4組によるプレーオフの末に大会初勝利をつかんだ。
スクランブル方式(2人がティーショットを打ち、良い方のボールを選び、そこからまた2人が第2打を打ち、良い方を選択して進む)の最終日、2打差2位タイから出たワドキンス組は、前半3番から5連続バーディを奪取すると、5アンダーで迎えた後半もノーボギーのまま4バーディを重ねて9アンダー「63」。最終18番のバーディで、デービス&ドルー・ラブIII(米)組、フレッド&テイラー・ファンク(米)組、ラリー&ドリュー・ネルソン(米)組と通算20アンダーに並び、勝負はプレーオフへと進む。
するとその1ホール目、18番パー5で早くも決着。ラニーが5番ウッドでの2打目を12メートル強に寄せると、息子のタッカーが見事にイーグルパットを沈め、ワドキンス親子が逆転でトロフィを掲げた。これには2012年覇者のデービス・ラブIIIも「タッカーとラニーは今週、ことごとくパットを成功させていた。勝つためにはああいうプレーが必要だ」と称賛を口にしている。
一方、初日の「59」で首位発進を切ったビジェイ&カース・シン(フィジー)組は、この日6アンダー66に終わり、通算19アンダー5位タイに後退。昨季王者のベルンハルト&ジェイソン・ランガー(独)組は通算18アンダーの7位タイとなった。また、来年1月で76歳を迎える帝王ジャック・ニクラウス(米)とゲーリーのコンビは、2日間を64-65で回り、通算15アンダー14位タイで大会を終えている。