注目選手振り返り 〜ルイス・ウーストハウゼン〜
更新日:2015/12/18 11:24
掲載日:2015/12/18 11:14
ルイス・ウーストハウゼン(南ア)の2015年は、大舞台で存在感を多いに発揮したシーズンとなった。
2010年全英オープン覇者の2014-2015シーズンは、毎年恒例の欧州ツアーで幕を開けた。開幕戦のネッドバンク・ゴルフチャレンジで7位タイ。さらに続くアルフレッド・ダンヒル選手権では、4日間を通じて60台のスコアを並べ単独2位に入り、幸先の良いスタートを切る。
3月の世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズ第2戦のWGC-キャデラック選手権では単独6位、アーノルド・パーマー招待は9位タイに入ると、メジャー初戦のマスターズでは19位タイ。続くメジャー第2戦の全米オープンでは最終日に「67」で回り、ジョーダン・スピース(米)に優勝は譲ったものの2位タイとなった。
さらに、メジャー2勝目を目指した全英オープンでは第3ラウンドを終えてトップタイに。しかし、最終ラウンドでザック・ジョンソン(米)、マーク・リーシュマン(豪)に追いつかれ勝負はプレーオフへともつれ込むと、4ホールのストロークプレーでは最終ホールのバーディパットがカップに蹴られ、2つ目のクラレット・ジャグ獲得とはならなかった。
それでも、2度の2位(タイ)に加えて、トップ10は6回をマーク。WGC-キャデラック・マッチプレー選手権のベスト8を含めると、メジャーとWGCでは1桁順位を4度記録しており、大舞台での強さを発揮した。さらに、10月のザ・プレジデンツカップではインターナショナルチームとして3勝1分と活躍。2016年に狙うは6年ぶりとなるメジャータイトルだ。