リオ五輪出場権争い 〜海外男子〜
更新日:2016/01/03 14:13
掲載日:2016/01/03 13:38
2016年、ブラジルで開催されるリオデジャネイロ五輪でゴルフ競技が112年ぶりに復活する。出場選手は世界ランキングをベースとなって作られる、オリンピックランキング上位60名。現地時間7月11日に出場選手が決定となり、出場権争いは残り約半年となった。
世界ランキング15位以内の選手は、各国最大4選手が出場できるが、米国代表を巡る争いは熾烈だ。同ランクNo.1のジョーダン・スピースを筆頭に、バッバ・ワトソン(4位)、リッキー・ファウラー(6位)、ダスティン・ジョンソン(8位)が出場圏内となっているが、続く9位にジム・フューリック、10位パトリック・リード、13位ザック・ジョンソン、16位ブルックス・ケプカと世界トップレベルの選手たちが虎視眈々とその座を狙っている。
豪州勢は世界No.2のジェイソン・デイと同12位のアダム・スコットの出場が濃厚。3番手につけるマーク・リーシュマンは現在同ランク26位のため、15位まで順位を上げるかスコットを上回る必要がある。また、スペイン代表は同9位のセルヒオ・ガルシアが選出を確実なものとしているが、2番手には同90位で5日に52歳の誕生日を迎えるミゲール・A・ヒメネスがつけており、ベテランの活躍にも期待が集まる。
すでに新シーズンが始まっている米ツアーは、2016年初戦のヒュンダイ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ(ハワイ州プランテーションC at カパルア)を皮切りに期日まで29試合、欧州ツアーは26試合が予定されており、ポイントレースが変動する可能性は高い。優勝トロフィを獲得すれば、大きく世界ランキングを上げることが出来るだけに、最後まで60枠を巡る争いから目が離せない。