D.ウィレットが激闘制しツアー4勝目! A.サリバンらは一打及ばず
更新日:2016/02/08 13:19
掲載日:2016/02/08 13:09

欧州ツアーのオメガ ドバイデザートクラシックが現地時間7日、UAEのエミレーツGCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。28歳のダニー・ウィレット(英)が3アンダー69をマークし、通算19アンダーでツアー通算4勝目を飾った。
後続と1打差の首位でスタートしたウィレットは、2番ホールでボギーを叩くも、4番、5番と連続バーディを奪い、前半を2アンダーでハーフターン。後半でも12番、13番で順調にバーディを重ね、一時はその差を3ストロークまで広げた。そのまま優勝かと思いきや、前の組でプレーするアンディ・サリバン(英)が最終ホールのバーディ奪取でトップタイに。また同組のファエル・カブレラ-ベロ(スペイン)も上がり2ホールを連続バーディとして、ウィレットが勝利するには最終ホールで4.5メートルのバーディパットを沈めなければならない状況となった。
しかし、ウィレットはこの緊迫した状況で、落ち着いてバーディパットを決め、欧州ツアー4勝目を手に入れた。この勝利でウィレットは「ライダーカップ」欧州代表入りに一歩近づいた。
首位と1打差の2位タイにはウィレットを最後まで苦しめたサリバンとカブレラ。さらに3打差の4位タイには、ともに「65」でプレーした昨季の欧州ツアー新人王、アン・ビョンホン(韓)と2011年の大会王者アルバロ・キロス(スペイン)が入った。