松山、R.カブレラ-ベロに敗れ初戦を落とす

世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズのWGC-デル・マッチプレー選手権が現地時間23日、テキサス州のオースティンCCを舞台に開幕しグループステージの第1試合を終了。日本勢で唯一出場の松山英樹は、ラファエル・カブレラ-ベロ(スペイン)に1ダウンで敗れ、ポイントを獲得することはできなかった。
グループステージ内では、世界ランキングで最高位の12位につける松山。しかし今季の欧州ツアーでの賞金ランキング6位のカブレラ-ベロに対し、立ち上がりの2番パー4で4メートルのパーパットを外し先行を許すと、4番パー3では相手より内側につけながらもバーディパットを決めきれず。前半最後の9番も落とし、3ダウンでハーフターン。
後半に入り、10番、12番と相手のボギーでホールを勝ち取ると、13番パー4の第2打をピンそば1.2メートルにつけてバーディ。さらに続く14番パー5では2オンに成功し、タップインバーディを奪って試合を振り出しに戻す。15番、16番は互いに譲らず引き分けたが、迎えた17番。松山はティーショットをグリーン奥に外したのに対して、カブレラ-ベロは5メートルにつけてバーディを奪い、土壇場でリードを許すと、最終ホールはパーセーブがやっとで追いつくことができず。初戦は黒星となった。
松山と同じ第12組のもう1試合では、ケビン・キスナー(米)とソレン・ケルドセン(デンマーク)が激突。立ち上がりの1番から2ホールを連取したキスナーが常にリードを保つ展開となると、13番までに4アップをリードを広げる。14番からの2ホールをケルドセンが連取し、一矢報いたものの、17番をキスナーがパーセーブし、2アンド1で勝利している。
翌24日に行われるグループステージ第2試合で、松山はともに黒星発進のケルドセンと対戦する。