スタッツが物語る、P.ミケルソン優勝の可能性
更新日:2016/04/07 17:58
掲載日:2016/04/07 17:49

米男子ツアーの今季メジャー初戦、マスターズ(ジョージア州オーガスタ・ナショナルGC)が現地時間7日に開幕。先ごろ発表されたツアー公式サイトのスタッツフォーミュラ(スタッツに基づく優勝予想)は、“ビッグ・レフティ”ことフィル・ミケルソン(米)の大会4勝目を示唆する結果となった。
スタッツフォーミュラでは、当該大会で重要と見られるスタッツを3つ選び、その順位の合計が少ない順にランキング。オーガスタの短めのラフやトリッキーなグリーンを考慮し、マスターズではドライビングディスタンス(DD)、ストロークス・ゲインド・パッティング(SGP)、スクランブル率(SC/パーオン出来なかったホールをパー以上のスコアで上がる確率)の3つが指標として用いられた。
ミケルソンはこれらのスタッツの合計順位が54(DD:42位、SGP:6位、SC:6位)となり、2位のジェイソン・デイ(豪/DD:20位、SGP:3位、SC:69位)と38差で出場選手中トップ。なお、昨季覇者のジョーダン・スピース(米/DD:62位、SGP:17位、SC:47位)は7位に入り、キャリアグランドスラムに挑むローリー・マキロイ(北アイルランド/DD:6位、SGP:94位、SC:33位)は9位となっている。
今季ここまで白星こそ無いものの、ミケルソンは平均ストロークでも現在1位(69.170)につけるなど好調をキープ。2013年7月の全英オープンから勝ち星に見放されている45歳だが、過去3勝を挙げたオーガスタで復活優勝となるだろうか。