岩田が2週間ぶりの出場 J.スピースは地元での戴冠なるか
更新日:2016/05/18 11:20
掲載日:2016/05/18 10:35
米男子ツアーのAT&Tバイロン・ネルソン選手権が現地時間19日、テキサス州のTPCフォーシーズンズ・リゾートで開幕。日本からは岩田寛が唯一出場し、世界ランキング2位のジョーダン・スピース(米)や昨季覇者スティーブ・ボウディッチ(豪)らとしのぎを削る。
1945年に同ツアーで11連勝を含む年間18勝を挙げた名手、バイロン・ネルソンの名を冠した同大会は、昨季より米国最大手の電話会社「AT&T」をスポンサーに迎えて開催。大会初参戦となる岩田は前週、ザ・プレーヤーズ選手権に出場出来ず、2週間ぶりの実戦となる。ここまで3戦連続予選落ちと流れは良くないが、ビッグトーナメント翌週で比較的フィールドが薄いだけに何とか上位へ食い込みたい。
昨季大会では、4日間で「27」バーディを奪ったボウディッチが完全優勝。地元テキサスでの戴冠を目指したスピースは、通算7アンダーの30位タイに終わった。開催地ダラスで大学時代までを過ごした若武者は、16歳の時に今大会でツアーデビューを飾っており、自身初の地元Vへギャラリーの声援は大きな後押しとなるはず。過去5度の出場でトップ25入り1回と相性は良くないが、フィールド最高の世界No.2として意地を見せられるか。
優勝候補の筆頭と目されるのはダスティン・ジョンソン(米)。出場過去6回全てで予選通過を果たし、トップ10入り4回という好相性を生かして今季の初白星を狙う。そのほか、ともに昨季2位タイのジミー・ウォーカー(米)、チャーリー・ホフマン(米)や、歴代覇者のセルヒオ・ガルシア(スペイン/2004年)、ジェイソン・ダフナー(米/2012年)らも大会を盛り上げる。