S.ヘンドが18番のイーグルで優勝に王手 D.ウィレットは後退
更新日:2016/05/29 10:18
掲載日:2016/05/29 10:17

欧州ツアーのフラッグシップ大会、BMW PGA選手権が現地時間28日、英国のウェントワースCで第3ラウンドの競技を終了。スコット・ヘンド(豪)が1オーバー73とスコアを落としながらも、通算9アンダーで単独トップに立った。
トップタイから出たヘンドは、前半を7番のボギーのみで終えると、後半でも13番から3連続ボギーを喫し、最終ホールを前にして3オーバーと苦戦。それでも、18番パー5の2打目をピンそば1.5メートルにつけて2日連続のイーグルを奪取し、1イーグル、1バーディ、4ボギーの内容で3日目を終えた。
18番のイーグルについて「とてもついていた。とにかくグリーンに乗せて2パットのバーディで上がろうと思っていた」と語ったヘンド。後続に1打差をつけて優勝に王手をかけたが「明日は自分の仕事をするだけ。クラブの中心でボールを捉えるようにしたい」と逃げ切りへ意気込みを語った。
トップと1打差の単独2位にティレル・ハットン(英)。リー・ウェストウッド(英)、Y・E・ヤン(韓)が通算7アンダー3位タイにつけている。トップタイから出たマスターズ王者のダニー・ウィレット(英)は後半に4つスコアを落とし、4オーバー76でラウンド。通算6アンダーでマーティン・カイマー(独)らと並び5位タイとなっている。
レース・トゥ・ドバイ(賞金ランキング)で4位につけるラファエル・カブレラ-ベロ(スペイン)は通算4アンダー13位タイに後退。昨季覇者のアン・ビョンホン(韓)は1アンダー71で回り、通算1アンダー28位タイに浮上している。また、ツアー1勝のマシュー・フィッツパトリック(英)は3オーバー75と崩れ、通算1オーバー49位タイとなっている。