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J.スピースが初の地元Vで今季2勝目! 岩田は最終H大叩きで67位T

2016/05/30 08:55
J.スピースが初の地元Vで今季2勝目! 岩田は最終H大叩きで67位T
地元テキサスで今季2勝目を飾ったJ.スピース。(写真提供:Getty Images)

 

 米男子ツアーのディーン&デルーカ招待が現地時間29日、テキサス州コロニアルCCで最終ラウンドの競技を終え、1打差トップから出たジョーダン・スピース(米)が逃げ切りで今季2勝目をマーク。56位タイから上位を目指した岩田寛は最終ホールで崩れて「74」を叩き、通算5オーバーの67位タイに終わった。

 地元テキサスで自身初の戴冠を果たしたスピースは、9番までパーを並べる我慢の展開で前半のうちに首位から後退。しかしサンデーバックナインに入り、10番から3連続バーディで盛り返すと、14番で唯一のボギーも続く15番では下りの4メートルを沈めるナイスパーセーブで悪い流れを断ち切る。

 すると、ハリス・イングリッシュ(米)と首位に並んで迎えた上り3ホール、16番で6メートルを沈めた世界No.2は、17番でチップインバーディ、2打リードで入った最終18番では10メートル強を沈める圧巻の3連続バーディを披露。6バーディ、1ボギーの内容で通算17アンダーとし、後続と3打差で1月のヒュンダイ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ以来となる白星を飾っている。

 一方、56位タイから上位を目指した岩田は、前半12番から立て続けにボギーを叩く苦しい立ち上がりも、15番からの連続バーディで持ち直してイーブンパーで折り返す。しかし後半、パープレーを続けて迎えた最終18番パー4で2打目が池に入ると、続く4打目も池ポチャ。バンカーを経由した7打目でようやくグリーンに乗せ、結局このホール8打の大叩きで大きく順位を落として大会を終えることとなった。

 通算14アンダーで単独2位に入ったのはイングリッシュ。通算13アンダーの3位タイにテキサス出身のライアン・パーマー(米)、メジャー覇者のウェブ・シンプソン(米)が続き、マット・クーチャー(米)、ジェイソン・ダフナー(米)、アニルバン・ラヒリ(インド)らが通算9アンダー6位タイに入った。そのほか、昨季覇者のクリス・カーク(米)は通算6アンダー15位タイとなっている。

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