M.フィッツパトリックが3打差トップで週末へ　L.ウェストウッドは後退

　欧州ツアーのノルディアマスターズが現地時間3日、スウェーデンのブローホフスロットGCで第2ラウンドの競技を終了。7アンダー「65」のチャージをかけたマシュー・フィッツパトリック（英）が3打差の単独トップに抜け出した。

　ルーキーイヤーの昨季10月に初勝利を遂げたフィッツパトリック。今季さらなる躍進を目指す21歳は首位と1打差で迎えたこの日、前半のインコースをノーボギーの4アンダーで折り返すと、後半もスコアを落とすことなく3バーディを重ねて通算11アンダーで奪首成功。今季ここまで出場10試合でトップ10入り1回にとどまるが「今週は良い感じ。このまま行ければ」と復調への手応えは確かな様子だ。

　通算8アンダーの2位タイはベルギーの飛ばし屋、ニコラス・コルサーツに、前日首位タイで今季1勝のアンドリュー・ジョンストン（英）、ツアー通算5勝のロス・フィッシャー（英）ら。3打差27位タイからスタートしたコルサーツは1番パー5でイーグルを奪うなど、1イーグル、5バーディ、1ボギーの内容で大きく順位を上げた。

　そのほか、大会4勝目を目指すリー・ウェストウッド（英）は1アンダー71のラウンドで通算5アンダー12位タイに後退。母国での連覇を狙うアレックス・ノレン（スウェーデン）も同じく12位タイにつけた。また、ヘンリック・ステンソン（スウェーデン）はこの日2つ伸ばし、通算2アンダー35位タイで決勝ラウンド進出を決めている。