新記録狙うイ・ボミが5位タイ浮上！　P.チュティチャイが首位堅持

　国内女子ツアーのヨネックスレディスゴルフトーナメントが4日、新潟県のヨネックスカントリークラブで第2ラウンドの競技を終了。P.チュティチャイ（タイ）が単独首位をキープする中、4打差単独2位に馬場ゆかりが続き、前日27位タイのイ・ボミ（韓）は6打差5位タイに順位を上げた。

　開幕から9試合連続トップ10入りのツアー新記録を狙うイ・ボミは、前半5番から4ホールで3つ伸ばすチャージをかけて3アンダーで後半突入。以降は17番までスコアカード通りのプレーを続けたが、迎えた最終18番パー5で会心のイーグルを奪い、1イーグル、4バーディ、1ボギーの5アンダー67で快挙達成へ大きく前進している。

　初日にコース新記録となる「63」をマークしたチュティチャイは、この日2アンダー70のラウンド。5打あったリードは4打に縮まり、後続の1番手には4アンダー68と伸ばした馬場が入った。QT（予選会）51位の資格で今季を戦う馬場は3アンダーで迎えた後半、12番ボギーで失速も、16番からの連続バーディで立て直し、5バーディ、1ボギーでホールアウトしている。

　また、地元新潟出身のホステスプロ・若林舞衣子は5バーディ、ノーボギーの5アンダー67と、重圧をはねのけるようなプレーで通算6アンダー3位タイに浮上。この日4つ伸ばした上田桃子も同じく3位タイにつけている。

　イ・ボミと並ぶ5位タイには、藤田光里、木戸愛、そしてアマチュアの蛭田みな美も名を連ねた。そのほか、単独2位から出た穴井詩は通算3アンダーに1つ後退し、賞金ランキング現在首位の申ジエ（韓）らと同じ10位タイ。初日3位タイの19歳、三ヶ島かなは「75」と崩れて通算イーブンパー27位タイとなった。