姜秀衍がツアー2勝目に王手 堀は3打差逆転なるか
更新日:2016/06/11 16:45
掲載日:2016/06/11 16:15
国内女子ツアーのサントリーレディスオープンゴルフトーナメントが11日、兵庫県の六甲国際ゴルフ倶楽部を舞台に第3ラウンドの競技を終了。前日首位の姜秀衍(韓)がツアー2勝目に王手をかけ、3打差の単独2位に堀琴音が続いた。
5打差3位タイから出た堀が逆転V圏内で最終日へ向かう。ツアー初勝利へ姜との差を縮めたかったこの日、今季3位タイが最高の堀は前半2番で幸先良くバーディ先行。前半はそこから出入りの激しいゴルフで伸び悩んだが、後半は10番バーディから全てパープレーと静かな展開を続け、4バーディ、2ボギーの2アンダー70で着実にトップとの差を詰めてみせた。
4打差から出た姜は2バーディ、2ボギーの足踏みで通算12アンダーを維持。通算7アンダーの3位タイには前日2位のキム・ハヌル(韓)、服部真夕の2人が並んだ。通算6アンダー5位タイには、開幕戦からの連続トップ10入り新記録を10試合に伸ばしたいイ・ボミ(韓)や賞金ランキング首位の申ジエ(韓)、渡邉彩香ら強豪が名を連ねる。
通算5アンダー10位タイは2010年覇者の飯島茜と穴井詩の2人。国内ツアー復帰戦の有村智恵は通算2アンダー24位タイ、畑岡奈紗(茨城ルネサンス高3年)がアマチュア最高の通算1アンダー27位タイで最終日へ向かう。そのほか、昨季覇者の成田美寿々は通算3オーバー54位タイとなっている。