D.バーガーが初優勝 P.ミケルソン、D.ジョンソンも上位に入る
更新日:2016/06/13 11:13
掲載日:2016/06/13 10:06
米男子ツアーのフェデックス セントジュードクラシックが現地時間12日、テネシー州のTPCサウスウインドで最終ラウンドの競技を終了。3打差の単独首位から出たダニエル・バーガー(米)が逃げ切りでツアー初優勝を飾り、通算10アンダーの3打差2位タイにフィル・ミケルソン(米)らが続いた。
午後1時より荒天による3時間の中断を挟んだ最終ラウンド。バーガーは再開後の1番でボギー発進も、前半のうちに1アンダーまで伸ばして単独首位のまま折り返す。後半は10番でボギー先行もそこから悪い流れを引きずらず、14番で約10メートルのロングパットを沈めるなど重圧をはねのけるように3バーディを重ねてフィニッシュ。5バーディ、2ボギーの「67」にまとめた昨季新人王が念願の初トロフィを勝ち取っている。
ミケルソン、ダスティン・ジョンソン(米)ら強豪も、優勝こそならなかったが翌週の全米オープンへ弾みのつく結果を残した。同大会でのキャリアグランドスラムを見据えるミケルソンは首位と3打差からスタートし、バックナインで3つ伸ばす3アンダー67。全米オープンでの雪辱を期すジョンソンは1アンダーで迎えた後半に「29」を叩き出し、8打差18位タイから通算9アンダー5位に急浮上して4日間を終えている。
スティーブ・ストリッカー(米)、ブルックス・ケプカ(米)もミケルソンと並ぶ2位タイ。通算8アンダーの6位にツアー4勝のブライアン・ゲイ(米)が続き、通算7アンダーの7位タイにはノ・スンヨル(韓)、ラッセル・ヘンリー(米)が並んだ。