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姜秀衍が逃げ切り3季ぶりV 猛追のボミは18番ボギーで1打及ばず

更新日:2022/10/26 00:57
姜秀衍が逃げ切り3季ぶりV 猛追のボミは18番ボギーで1打及ばず

 

 国内女子ツアーのサントリーレディスオープンゴルフトーナメントが12日、兵庫県の六甲国際ゴルフ倶楽部を舞台に最終ラウンドの競技を終え、後続と3打差の首位から出た姜秀衍(韓)が通算11アンダーで逃げ切り優勝。イ・ボミ(韓)、吉田弓美子、青木瀬令奈の3人が1打差2位タイに入った。

 2013年10月以来勝ち星の無かった姜が我慢のゴルフで逃げ切った。後続が勢いよく追い上げてくる中、終盤までパーを並べ続けたベテランは後半16番で耐えきれずボギー。この時点でイ・ボミに首位に並ばれたものの、その後同選手が1つ後退したことで1打リードで最終ホールを迎え、外せば4人プレーオフという微妙な距離のパーパットを決め切りガッツポーズ。ノーバーディ、1ボギーの「73」で雨中の優勝争いを制している。

 6打差5位タイから出たイ・ボミは17番パー5のバーディで一時首位タイ浮上も、最終18番のボギーで6バーディ、2ボギーの4アンダー68に終わり、今季2勝目にはわずかに届かなかった。それでも、前戦でツアー新を更新した開幕からの連続トップ10入り記録は10試合に更新している。また、同じく6打差5位タイからスタートした吉田、青木も「68」のラウンドで2位に並んでのフィニッシュとなった。

 そのほか、今季1勝のキム・ハヌル(韓)はトップと2打差の単独5位。賞金ランキング首位の申ジエ(韓)は3打差6位タイに入った。また、今大会が国内復帰戦の有村智恵は通算2アンダー24位タイ。通算イーブンパー33位タイの畑岡奈紗(茨城ルネサンス高3年)がベストアマチュアに輝き、昨季覇者の成田美寿々は通算4オーバー53位タイに終わっている。

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