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松山、日本勢初のメジャー制覇なるか 池田、優作らも出場

更新日:2016/06/15 21:51
松山、日本勢初のメジャー制覇なるか 池田、優作らも出場
日本勢初のメジャー制覇に挑む松山英樹。(写真提供:Getty Images)

 

 米男子ツアーの今季メジャー第2戦、全米オープンが現地時間16日、ペンシルベニア州のオークモントCCを舞台に開幕。大会史上最難関コースに松山英樹、池田勇太、宮里優作、谷口徹、谷原秀人の5人が挑む。

 同コースで全米オープンが開催されるのは今年が9回目で大会史上最多。過去8試合のうち4日間をアンダーパーでプレーしたのは23人のみ。07年大会はアンヘル・カブレラ(アルゼンチン)の優勝スコアが5オーバーという超難関コースだ。名物ホールである3番ホールと4番ホールの間にある、長さ100ヤード幅40ヤードの「教会の椅子」と呼ばれる巨大なバンカーに捕まるとパーオンさえままならなくなり、全米オープン史上最も長い8番ホールのパー3は288ヤード、12番のパー5は667ヤードと距離も長く、最もタフなセッティングだ。

 優勝スコアがオーバーパーになる可能性もあるなか、日本勢で優勝争いに食い込める可能性があるのはやはり松山だろう。今季の「ウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープン」で米ツアー2勝目を挙げ、4月の「マスターズ」では7位タイに入るなど大舞台でも強さを見せており、日本人によるメジャー制覇に期待がかかる。

 松山のほか、日本地区予選から勝ち上がって出場する池田勇太、宮里優作、谷口徹、谷原秀人にも注目だ。なかでも池田は今季のパナソニックオープンで優勝を飾り、日本ツアー賞金ランキング2位と好調をキープ。そのいい流れを本戦に持ち込むことができるか、目が離せない。

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