R.マキロイはコメント拒否… P.ミケルソンら優勝候補が予選落ち
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2016/06/19 07:53
今季メジャー第2戦、全米オープンは現地時間18日に、3日間にわたって行われた予選ラウンドが終了。大会史上最難関ともいわれるペンシルベニア州のオークモントCCは、トッププレーヤーたちにも牙を向いた。
キャリアグランドスラム達成を目指したフィル・ミケルソン(米)は、第2ラウンドで3オーバー73とスコアを落とし、通算7オーバーでカットラインに1打届かず予選落ち。同コースで行われた2007年大会も練習ラウンドで手首を負傷した影響もあって決勝ラウンド進出を逃しており、鬼門攻略とはならなかった。
36ホールでわずか3つのバーディを奪うにとどまった46歳は「ミスが多く、チャンスにつける場面が少なかった。5メートルにつければ、バーディをマークするチャンスになるが、10メートル前後だとパーセーブが精いっぱいになる」とアイアンの不調を嘆いた。
また、世界ランキングNo.2のローリー・マキロイ(北アイルランド)にとっても、厳しいメジャーウィークとなった。第1ラウンドで大会自己ワーストとなる「77」を喫すると「できるだけポジティブでいられるよう努める」と前を向いて挑んだ第2ラウンドでも1オーバー71と巻き返せず。2013年の全英オープン以来となるメジャーでの予選落ちで、メディアへのコメントを拒否し、クラブハウスを後にした。
その他にも、ジャスティン・ローズ(英/通算8オーバー)、リッキー・ファウラー(米/通算11オーバー)、松山英樹(通算12オーバー)、パトリック・リード(米/通算8オーバー)、アーニー・エルス(南ア/通算10オーバー)、ブラント・スネデカー(米/通算11オーバー)ら、優勝候補の多くが2日間で脱落。改めてコースの難しさを示す結果となった。