復活の5勝目へR.ジャクリンが首位発進 3打差にH.ステンソン
更新日:2016/06/24 08:58
掲載日:2016/06/24 08:53
欧州ツアーのBMWインターナショナル・オープンが現地時間23日、ドイツのゴルフクラブ・グート・ラーヘンホフで第1ラウンドの競技を終了。ツアー通算4勝のラファエル・ジャクリン(仏)が7アンダー65で単独首位に立ち、2006年覇者のヘンリック・ステンソン(スウェーデン)は3打差6位タイにつけた。
2013年以来無勝利も、前月のノルデア・マスターズで11か月ぶりにトップ10入り(8位タイ)を果たして復調の兆しを見せたジャクリン。「一日通して良いプレーだった。最後の方はタフだったが、うまくパーセーブ出来たよ」と振り返ったこの日はノーボギーのまま7バーディを奪う完璧な内容。復活の5勝目へ絶好の位置につけたが「2日目以降も同じことを続けるだけ」と冷静に前を見据えた。
過去2年ともに2位に入るなど今大会2勝目に期待のかかるステンソンは、全てのパー5でバーディを奪う抜け目ないプレーで5バーディ、1ボギーの4アンダー68をマーク。前週の全米オープンは首、膝の問題で途中棄権を余儀なくされたが「今のところは順調」と大きな支障は無いようだ。
トップと1打差の2位はオリバー・フィッシャー(英)。ツアー3勝のトービヨン・オルセン(デンマーク)らが2打差3位タイに続き、ステンソンや昨季覇者のパブロ・ララサバル(スペイン)、ベルント・ウィースバーガー(オーストリア)らが3打差6位タイにつけた。
そのほか、全米オープンで5位タイに入ったセルヒオ・ガルシア(スペイン)は1アンダー71の40位タイ発進。ダニー・ウィレット(英)は「74」と苦戦し、101位タイと大きく出遅れている。