岩田、4連続ボギーで83位タイ　首位はプロデビュー戦のJ.ラーム

　米男子ツアーのクイックン・ローンズ・ナショナルが現地23日、メリーランド州のコングレッショナルCCで第1ラウンドの競技を終了。日本勢で唯一出場の岩田寛は83位タイとなっている。

　インからスタートした岩田は、12番でスコアを落とすと、次の13番でもボギーを叩き、悪い流れを断ち切れず、14番、15番と4連続ボギーを喫した。16番ではバーディを奪うものの、次の17番で再びスコアを落とし、前半を3オーバーでハーフターン。流れを変えたい後半は4番までパーセーブとすると落ち着きを取り戻し、5番、6番、9番でバーディを奪い、トータル4バーディ、5ボギーの1オーバー72で初日を終えた。

　ここまで3戦連続予選落ちの流れを断ち切りたいリッキー・ファウラー（米）は、3アンダー68で22位タイ。前半を1バーディ、ノーボギーで折り返した世界No.6は、さらに2バーディを重ね、トータル3つ伸ばしてホールアウト。同じく「68」で回り終えたパトリック・リード（米）らとともに好位置を確保している。

　この日単独首位に立ったのは21歳のジョン・ラーム（スペイン）。前週の全米オープンでローアマチュアに輝き、今週からプロデビューを果たしたラームは7バーディ、ノーボギーの完璧なプレー。7アンダー64で2日目を迎える。1打差の単独2位にはジョナサン・ヴェガス（ベネズエラ）、ブライソン・デシャンボー（米）は1アンダー70の55位タイにつけている。