上原が「62」で首位発進! 藍も3位タイ好位置 野村はエース達成
更新日:2016/06/25 10:57
掲載日:2016/06/25 10:02
米女子ツアーのウォルマートNWアーカンソー選手権が現地時間24日、アーカンソー州のピナクルCCを舞台に第1ラウンドの競技を終了。上原彩子が大会記録タイ&ツアー自己ベストの9アンダー「62」をマークし、後続と2打差の単独トップに立った。
今季予選落ち9度と特に序盤戦で苦戦の続いた上原が最高のスタートを切った。前半11番、13番と立ち上がりから安定感あるショットでバーディを重ねた上原は、18番からの6ホールで5つ伸ばす猛チャージ。さらに上り2ホールともにベタピンにつけて連続バーディとし、9バーディ、ノーボギーと完璧なゴルフで初日を終えた。同ツアーでのベストフィニッシュは2012年ミズノクラシックでの3位。ツアー初勝利へ2日目も勢いを維持出来るか。
その他日本勢では、2012年覇者の宮里藍が6アンダー65で3位タイの好発進。節目のツアー10勝目へ、今季復調の兆しを見せる藍はアウトコースで5つ伸ばす6バーディ、ノーボギーのラウンドとなった。また、昨季単独2位の宮里美香は4アンダー67で23位タイ、11番パー3でエースを達成した野村敏京は3アンダー68で35位タイといずれも上位を狙える好位置。一方で横峯さくらはイーブンパー71の89位タイと後方からのスタートとなった。
上原と2打差の2位はキャンディ・クン(台)。藍の入った3位タイ集団にはモーガン・プレッセル(米)やイ・ミンジ(豪)ら計13人が名を連ねた。そのほか、ロレックス・ランキング(女子世界ランク)No.1のリディア・コ(ニュージーランド)は5アンダー67の16位タイ。同No.2のブルック・ヘンダーソン(カナダ)は2アンダー69の52位タイとなっている。