朴ジュンウォンがE.グリジョとのPO制し初優勝 5位タイに平塚
更新日:2016/06/26 15:09
掲載日:2016/06/26 15:01
国内男子ツアーのISPSハンダグローバルカップが26日、石川県の朱鷺の台カントリークラブで最終ラウンドの競技を終え、「66」で回った朴ジュンウォン(韓)が通算17アンダーに並んだエミリアーノ・グリジョ(アルゼンチン)をプレーオフで下しツアー初優勝。日本勢はトップ10に5位タイの平塚哲二のみという結果に終わった。
逃げ切りを図ったグリジョが中盤伸び悩む中、2打差3位タイから出た朴は後半11番から3連続バーディを奪って単独首位に浮上。6バーディ、1ボギーでのホールアウト後、上がり3ホールの2バーディで追い付いてきたグリジョとのプレーオフに進むと、その1ホール目で相手のパーに対してバーディを奪って勝負を決めた。
ルーキーながら今季米ツアーで1勝を挙げているグリジョは、この日3バーディ、ノーボギーの3アンダー68。優勝こそ逃したが、初参戦の日本ツアーでその強さを見せつける結果となった。以下、通算15アンダー3位タイにタンヤゴーン・クロンパ(タイ)、ブラッド・ケネディ(豪)が続いている。
日本勢トップの5位タイとなった平塚は、6バーディ、1ボギーの5アンダー66で13位タイから順位を上げ、チャール・シュワーツェル(南ア)らと並んでフィニッシュ。通算12アンダーの9位タイにはビクトル・デュビッソン(仏)、パドレイ・ハリントン(アイルランド)の欧州の強豪2人と朴相賢(韓)が入った。
日本勢トップ5位タイから出た太田直己は優勝争いに絡み切れず、宮本勝昌、片山晋呉、重永亜斗夢らとともに通算11アンダーの12位タイ。そのほか、ホストプロの塩見好輝や松村道央らが通算10アンダー17位タイとなっている。