B.ハーレーIIIが逃げ切りでツアー初V 2位V.シンに3打差つける
更新日:2016/07/08 15:13
掲載日:2016/06/27 08:48
米男子ツアーのクイックン・ローンズ・ナショナルが現地26日、メリーランド州のコングレッショナルCCで最終ラウンドの競技を終え、2打差の単独首位から出たビリー・ハーレーIII(米)が通算17アンダーで逃げ切り優勝。タイガー・ウッズ(米)のホスト大会でツアー初勝利を飾った。
元海軍兵でメリーランド在住のハーレーIIIは、前後半ともに1つずつ伸ばす4バーディ、2ボギーの2アンダー69で、メジャー3勝のビジェイ・シン(フィジー)に3打差をつけて戴冠。自宅や母校の士官学校から遠くない、地元と言える土地での勝利に「初優勝にこれ以上の大会は思い浮かばなかったよ」と喜びを噛みしめた。
通算14アンダー2位となったシンは、「65」と大きく伸ばして前日6位タイから浮上もツアー最年長優勝には届かず。通算13アンダー3位タイには、今大会がプロ初戦のジョン・ラーム(スペイン)、2013年覇者のビル・ハース(米)が続いた。トップと2打差から逆転を目指したアーニー・エルス(南ア)は、1オーバー72で通算12アンダーの5位に入っている。
その他上位は、通算10アンダー6位にウェブ・シンプソン(米)、通算9アンダー7位にハロルド・ヴァーナーIII(米)。今大会では、12位タイ以内で有資格者を除く上位4名に全英オープン(7月14〜17日/スコットランド、ロイヤルトルーンGC)出場権が与えられ、ハーレーIII、シン、ラーム、ヴァーナーIIIが全英行きの切符をつかんでいる。