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ツアー唯一のポイント制大会 岩田、シード確保へ前進なるか

更新日:2016/06/30 10:11
ツアー唯一のポイント制大会 岩田、シード確保へ前進なるか
来季シード権の確保を目指す岩田寛(写真提供:Getty Images)

 

 米男子ツアーのバラクーダ選手権が現地時間30日、ネバダ州モントリューG&CCで開幕。来季シード権の確保を目指す岩田寛が上位フィニッシュを狙う。

 前週に今季9度目の予選落ちを喫した岩田は現在、フェデックスカップ・ポイントランキングで134位、賞金ランクでは123位とシード確保の当落線上。今大会はWGC裏で獲得ポイントが少ない反面フィールドは薄く、上位進出の絶好のチャンスとなる。記録的豪雨による翌週大会中止などで巻き返しの機会はいよいよ限られてきており、8月末からのプレーオフシリーズ進出へ向けても今週は大きな結果が欲しいところだ。

 今大会はツアーで唯一、モディファイド・ステーブルフォード方式という特殊なフォーマットを採用しており、選手には各ホールのスコア毎にポイントが割り振られる(アルバトロス=8点、イーグル=5点、バーディ=2点、パー=0点、ボギー=-1点、ダブルボギー以下=-3点)。仮に2ボギーを叩いても、1バーディでイーブンとなるため、攻めのゴルフが上位浮上のカギ。昨季、プレーオフの末に大会2勝目を挙げたJ.J.ヘンリー(米)は通算47ポイントを積み上げた。

 注目は、12年、15年に次ぐ大会3勝目を連覇で飾りたいヘンリーや、2013年覇者の飛ばし屋ゲーリー・ウッドランド(米)、ツアー2勝目を狙うブレンダン・スティール(米)ら。また、プロデビュー戦となった前週のクイックン・ローンズ・ナショナルで3位タイに入った21歳、ジョン・ラーム(スペイン)のプレーからも目が離せない。

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