復活Vを狙う藍と美香が思い出の大会で激突!
更新日:2016/06/29 18:04
掲載日:2016/06/29 17:55
米女子ツアーのキャンビア・ポートランド・クラシックが現地時間30日、オレゴン州のコロンビア・エッジウォーターCCを舞台に開幕。2010年大会覇者の宮里藍、2012年大会覇者の宮里美香が優勝を目指す。
昨季大会は当時17歳11ヶ月のブルック・ヘンダーソン(カナダ)が後続と8打差をつける圧倒的な強さでプロ初優勝を達成。ツアー歴代3番目の若さで勝利をつかんだ。ヘンダーソンは今季のKPMG女子PGA選手権でメジャー初優勝を飾り、ロレックスランキング(女子世界ランキング)では2位に入るなど実績を積んでいる。昨年よりさらに強くなったヘンダーソンは大会2連覇を達成できるのか注目だ。
迎え撃つ日本勢ももちろん負けてはいない。この大会は日本人選手と好相性で1986年には岡本綾子が後続に6打差をつけて圧勝。さらに2010年には藍、その2年後には美香がツアー初勝利を飾った。両者ともに2012年以来優勝からは遠ざかっているが、相性の良い大会で復活優勝を目指す。その他にも、前週大会で初日に単独首位に立つ活躍を見せた上原彩子や横峯さくらがフィールド入りしている。
前週のウォルマートNWアーカンソー選手権で今季3勝目を飾ったリディア・コ(ニュージーランド)は欠場するものの、カリー・ウェブ(豪)やステイシー・ルイス(米)などトッププレーヤーたちが多数エントリーしている。