石川は5打差5位タイで最終日へ チョ・ミンギュが2勝目王手
更新日:2016/09/03 16:45
掲載日:2016/09/03 15:03
国内男子ツアーのフジサンケイクラシックが3日、山梨県の富士桜カントリー倶楽部を舞台に第3ラウンドの競技を終え、チョ・ミンギュ(韓)が後続と1打差の通算8アンダー単独トップに浮上。自身初の2週連続優勝を目指す石川遼は5打差5位タイに順位を下げて最終日を迎えることとなった。
奪首も期待されたムービングサタデーで石川とトップとの差は2打広がった。初日から伸ばせていない前半のアウトは9ホールでパー2つと出入りの激しいプレー。落としては取り返しと耐えながらも1オーバーで後退すると、挽回を期した後半は11番、14番で伸ばしてから後が続かず。疲労も見えた終盤17番からの連続ボギーで1オーバー72とし、初の2連勝へは厳しい状況に立たされた。
一方でツアー通算2勝目に王手をかけたチョは、後半に3つ伸ばす「68」で前日2位から首位浮上。前日トップのブラッド・ケネディ(豪)は「71」の足踏みで通算7アンダーの1打差2位に後退した。通算5アンダー3位に続いたのは片岡大育。逆転のツアー2勝目へこの日ベストの「67」で10位タイから大きく順位を上げている。
以下、通算4アンダー4位は昨季王者の金庚泰(韓)。ツアー5勝の高山忠洋が石川と通算3アンダー5位タイに並んだ。そのほか、米ツアーから帰国参戦の岩田寛は通算2オーバー24位タイとなっている。