穴井がホステス大会で悲願の初V! イ・ボミは3位で記録逃す
更新日:2016/09/04 17:36
掲載日:2016/09/04 17:01
国内女子ツアーのゴルフ5レディス プロゴルフトーナメントが4日、北海道のゴルフ5カントリー 美唄コースで最終ラウンドの競技を終了。首位タイから出た穴井詩が申ジエ(韓)らとの優勝争いを通算14アンダーで制し、ホステス大会で悲願のツアー初勝利を飾った。
穴井、申、鈴木愛の3人が首位に並んで迎えた最終日。プロ9年目の初優勝を目指す穴井は前半4番からの連続バーディで混戦を抜け出すと、折り返し後も10番、11番と立て続けに伸ばして終盤まで2打リード。迎えた14番のボギーで申、イ・ボミ(韓)に1打差となったが、続く15番からこの日3度目の連続バーディで勝利を手繰り寄せ、5アンダー67で実力者2人を振り切った。
今季3勝目を目指した申は3アンダー69で通算12アンダー2位終戦。それでも、肩痛による離脱から4週ぶりの出場で大いに存在感を示した。同じく「69」だった昨季覇者イ・ボミは通算11アンダー3位に終わり、ツアー史上最速タイでの生涯獲得賞金7億円突破&通算20勝達成を逃している。
2日目の大会記録タイ「65」に続いてこの日も「67」と伸ばした原江里菜が服部真夕と並んで通算7アンダーの4位タイ。前日首位タイの鈴木は序盤に一時単独トップに立つも勢い続かず、3バーディ、6ボギーの「75」でホステスプロのイ・ナリ(韓)とともに通算6アンダー6位タイに入っている。
そのほか、リオデジャネイロ五輪から帰国後ツアー初参戦となった大山志保は通算4アンダーに4つ伸ばして単独12位フィニッシュ。今大会で200試合連続出場達成となった表純子は通算1アンダー24位タイで3日間を終えた。