松山、15位タイでPO最終戦出場が確定! R.マキロイが逆転V
米男子ツアーのプレーオフシリーズ第2戦 ドイツ銀行選手権が現地時間5日、マサチューセッツ州のTPCボストンで最終ラウンドの競技を終了。ローリー・マキロイ(北アイルランド)が逆転優勝を飾る中、松山英樹は1アンダー70で回り、通算8アンダー15位タイで大会を終えた。
20位タイからスタートした松山は、立ち上がりの2番でボギーを叩くものの、4番でスコアを1つを取り戻し、前半をイーブンパーで折り返す。バックナインでは、、1番でバーディが先行すると、13番でもスコアを伸ばしたが、続く14番パー4でボギー。3バーディ、2ボギーでホールアウトとなった。これで松山はフェデックスカップポイントランキング214ポイントを獲得し、16位にランクイン。30人しか出られないプレーオフシリーズ最終戦「ツアー選手権」の出場権を3年連続で手に入れた。
6打差7位タイからの逆転優勝となったマキロイは、米ツアーでは今シーズン初勝利。7番から3連続バーディを飾るなど、5バーディ、ノーボギーの完璧なゴルフで前半を折り返すと、後半はさらに12番でバーディを重ねる。17番パー4でスコアを落とすものの、最終18番ではしっかりバーディパット決め、米ツアー通算12勝目を飾った。
一方、後続と3打のリードを持ちながら、2オーバー「73」とスコアを崩したポール・ケイシー(英)。前半を1オーバーで回ったケイシーは、後続に追いつかれ、優勝するにはスコアを伸ばしたいところ。しかし、後半もスコアを伸ばし切れず、トータル2バーディ、4ボギーで通算13アンダー単独2位に終わった。
通算12アンダー単独3位は全米プロ王者のジミー・ウォーカー(米)。1打差の単独4位にアダム・スコット(豪)が続き、世界ランキング2位のダスティン・ジョンソン(米)は5アンダー「66」でラウンドし、通算8アンダーでルイス・ウーストハウゼン(南ア)らと並んで8位タイとなっている。世界王者のジェイソン・デイ(豪)は松山と並んで15位タイで大会を終えている。