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松山が最終戦トップタイ発進! 逆転年間王者へパット好調「66」

更新日:2016/09/23 08:53
松山が最終戦トップタイ発進! 逆転年間王者へパット好調「66」
シリーズ最終戦で首位タイの好発進を切った松山。(写真提供:Getty Images)

 

 米男子ツアーのプレーオフシリーズ最終戦、ツアー選手権は現地時間22日、ジョージア州のイースト・レイクGCで第1ラウンドの競技を終了。松山英樹はストロークス・ゲインド・パッティングで全体1位の3.813をマークするなどグリーン上で冴えを見せ、4アンダー66のラウンドでダスティン・ジョンソン(米)らと首位を分け合った。

 ボーナス1000万ドル(約10億1,600万円)が与えられる年間王者の座をかけ、熾烈な戦いの末に出場30人まで絞られた最終戦。ビッグタイトルへ優勝が絶対条件の松山は難しい1番でピンそばにつけバーディ発進も、続く2番でアプローチミスからボギー。それでも4番、5番と5メートル強のバーディパットを続けて決めると、6番では手前のバンカーから90センチに寄せて3連続バーディを奪う。

 迎えた8番では2打目が池に入るトラブルに見舞われたが、落ち着いて3メートルのパットを沈めボギーで切り抜けた。「パッティングとバンカーショットに助けられた」と振り返った松山は以降スコアを落とさず2バーディを上積み。最終18番をバンカーからの寄せでバーディとし、トータル6バーディ、2ボギーで逆転年間王者へ絶好のスタートとなった。

 松山とトップに並んだのはフェデックスカップポイント・ランキング1位につけるジョンソンとケビン・チャペル(米)の2人。1打差4位タイには世界王者ジェイソン・デイ(豪)にケビン・キスナー(米)、キム・シウー(韓)が続く。2年連続年間王者を目指すジョーダン・スピース(米)は、ポイントランク6位のローリー・マキロイ(北アイルランド)、同5位のポール・ケイシー(英)らと並ぶ2アンダー68の7位タイとなった。

 そのほか、ポイントランク3位のアダム・スコット(豪)は1アンダー69の11位タイ。同2位のパトリック・リード(米)は3オーバー73の18位タイと出遅れている。なおポイントランク現在5位以内の選手は、今大会優勝で他選手の結果に関わらず年間王者の座をつかめる。

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