李知姫がプレーオフ制しツアー21勝目 笠りつ子は1打差3位
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2016/09/25 16:37
国内女子ツアーのミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメントが25日、宮城県の利府ゴルフ倶楽部で最終ラウンドの競技を終了。李知姫が申ジエ(ともに韓)をプレーオフで下し、今季2勝目となるツアー21勝目を挙げた。1打差3位に笠りつ子、2打差4位にはテレサ・ルー(台)が入っている。
3打差3位から逆転優勝となった李は、前半のうちに4バーディ、ノーボギーと伸ばして申と並ぶ首位タイでハーフターン。そこからスコアを落とした申に対し、14番パー5のバーディで一時2打リードした。しかしその直後、池につかまった難関15番のダブルボギーで通算11アンダーとし、申と笠に追い付かれて上がり3ホールを迎える。
その後は、混戦から抜け出したい申と笠がチャンスを決め切れず、笠が一足早く通算11アンダーでホールアウト。16番から立て続けのピンチを切り抜けた李は18番、先にバーディパットを沈めた申に負けじとバーディを奪い、勝負はプレーオフにもつれ込んだ。サドンデスは2ホール分けが続く接戦となったが、迎えた3ホール目で李が決勝のバーディ奪取。この結果、ツアー史上3人目の生涯獲得賞金10億円突破となった。
今季2勝と好調の笠は5バーディ、1ボギーの4アンダー68でプレーオフに一打及ばず。2打差2位タイからツアー初勝利を目指した香妻琴乃は、イーブンパー72の足踏みで通算9アンダー5位に終わった。賞金ランク首位のイ・ボミ(韓)、昨季覇者の表純子は通算3アンダー19位。2005年覇者で国内ツアー今季3戦目の横峯さくらは通算1アンダー27位タイとなっている。