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野村、上原、さくら揃って浮上 B.ヘンダーソンとM.J.ハーが首位

更新日:2016/09/30 19:41
野村、上原、さくら揃って浮上 B.ヘンダーソンとM.J.ハーが首位
首位タイで大会を折り返したB.ヘンダーソン。(写真提供:Getty Images)

 

 米女子ツアーのレインウッドLPGAクラシック(中国/レインウッド・パインバレーGC)が現地時間30日に第2ラウンドの競技を終了。バーディ合戦が繰り広げられた上位陣では、ブルック・ヘンダーソン(カナダ)、M.J.ハー(韓)が首位を分け合い、3人出場の日本勢は野村敏京、上原彩子、横峯さくらが揃って順位を上げて大会を折り返している。

 週末の巻き返しへ、2日目は日本勢も揃ってスコアを伸ばす展開に。38位タイから浮上を目指した野村は、フェアウェイキープ率92.8%と安定したショットを軸に後半4番までをノーボギーの4アンダー。8番での唯一のボギーを最終9番で取り返し、5バーディ、1ボギーの「69」で通算4アンダー23位タイとなった。上位との差は開いたが、ムービングサタデーで猛チャージとなるか。

 49位タイからスタートの上原は8番でロングパットを沈めるなど5バーディ、2ボギーで回り、通算2アンダー34位タイに浮上。初日にノーバーディの「78」と苦戦した横峯も、3連続を含む計5バーディを奪う一方でボギーを1つに抑え、通算1オーバー58位タイで週末を迎えることとなった。なお、今大会は予選落ちなしの4日間の日程で争われる。

 通算14アンダーでトップにつけたヘンダーソンは、連日の「66」で今季3勝目へ前進。8位タイから出たM.J.ハーは、2イーグル、7バーディ、1ボギーの10アンダー63を叩き出し、2014年9月以来のツアー3勝目へ絶好の位置で36ホールを終えた。

 第1回大会覇者のフォン・シャンシャン(中)は「65」で通算13アンダーとし、1打差単独3位と好位置をキープしている。一方、単独トップ発進を切っていたアリヤ・ジュタヌガーン(タイ)は「75」と崩れ、通算6アンダー10位タイに後退となった。

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