石川遼は辛くも予選通過　G.ウッドランドが首位浮上

　米男子ツアーのOHLクラシック at マヤコバが現地時間11日、メキシコのエル・カマレオンGCで第2ラウンドの競技を終了。日本勢で唯一出場の石川遼は通算2アンダー59位タイで辛くも予選通過を果たした。

　初日36位タイから上位を目指した石川だが、第2ラウンドはイーブンパー71とスコアを伸ばせず。1アンダーでの折り返しから後半アウトで1つ落とす、トータル3バーディ、3ボギーでのホールアウトとなった。それでもカットライン上で36ホールを終え、10位タイに入ったツアー復帰戦以来2試合ぶりの決勝ラウンド進出。ムービングサタデーでは上位陣の伸ばし合いについていきたい。

　通算13アンダーで単独首位に浮上したのはツアー2勝の飛ばし屋ゲーリー・ウッドランド（米）。1打差2位タイからノーボギーの「65」でリーダーボード最上段に立った。以下、通算12アンダーの単独2位にウェブ・シンプソン（米）、通算11アンダーの単独3位にはスコット・ピアシー（米）が続いている。

　前日首位のクリス・カーク（米）は1アンダー70の通算9アンダーでラッセル・ノックス（スコットランド）らと並ぶ4位タイに後退。今年6月にプロデビューのジョン・ラーム（スペイン）は通算6アンダー24位タイにつけた。そのほか、初日121位タイと出遅れていた昨季覇者グラエム・マクドウェル（北アイルランド）は「65」で急浮上となり、石川と並ぶ59位タイで予選を突破している。