宮里藍は20位タイに後退 A.アーンストが2年ぶりの優勝に王手
米女子ツアーのロレーナ・オチョア招待は現地時間12日、メキシコのクラブ・デ・ゴルフ・メキシコを舞台に第3ラウンドの競技を終了。2人が出場の日本勢は、宮里藍が通算1アンダー20位タイ、横峯さくらが通算4オーバー単独29位で最終日を迎えることとなった。
16位タイから出た宮里は、フロントナインこそ3バーディ、1ボギーの2アンダーで折り返したが、後半出だしの10番から連続ボギー。その後、13番でバーディをマークするも、15番でボギーを叩くと、その後はスコアを伸ばすことができず。トータル4バーディ、4ボギーのイーブンパー72でのラウンドとなった。
31位タイから出た横峯は、7番までに2ボギーと苦戦するも、前半最後の9番でバーディをまーくすると、バックナインではノーボギーの2アンダーでトータル3バーディ、2ボギーの1アンダー71でホールアウト。3日目にして今大会初のアンダーパーのラウンドとなり、最終日での巻き返しに期待が集まる。
優勝争いでは、7位タイからスタートしたオースティン・アーンスト(米)がこの日のベストスコアとなる5アンダー67を叩きだし、通算10アンダー単独首位に浮上。2年ぶりとなるツアー2勝目に向けて王手をかけた。トップと1打差の2位タイには、カルロタ・シガンダ(スペイン)とサラ・ジェーン・スミス(豪)。カリーン・イシャー(仏)、アンジェラ・スタンフォード(米)らが通算8アンダー4位タイとなっている。
ロレックスランキング(世界ランキング)7位のブルック・ヘンダーソン(カナダ)は、5バーディ、1ボギーの4アンダー「68」をマークし、通算3アンダー16位タイに浮上。2014年全米女子オープン以来の勝利を目指すミッシェル・ウィー(米)は、通算1アンダー20位タイとなっている。