松山、自身初の完全Vで国内2連勝! 大会記録塗り替える圧勝劇
更新日:2016/11/13 17:14
掲載日:2016/11/13 17:07
国内男子ツアーの三井住友VISA太平洋マスターズは13日、静岡県の太平洋クラブ 御殿場コースで最終ラウンドの競技を終了。単独首位から出た2011年王者・松山英樹が大会記録を塗り替える通算23アンダーをマークし、自身初の完全優勝で国内ツアー2連勝を飾った。
3日目の「65」で2位に6打差の独走態勢を築いていた松山。大観衆が詰めかけた最終日は2番からの連続バーディで大会記録(通算22アンダー)に並び、早くも逃げ切りムードが漂った。そこから、池に入れた6番パー5で7打を叩くなど前半は1オーバー、リードを3打に半減させての折り返しとなったが、後半は16番までに4バーディを奪って後続と一時8打差に。サンデーバックナインのチャージで勝利を手繰り寄せた。
優勝を決定的にして迎えた最終18番では、再び池に苦しみながらもナイスリカバリーからのパーセーブで悠々戴冠。7バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの3アンダー69で最終日を締め、前月の日本オープンに続く国内2連勝、そしてWGC-HSBCチャンピオンズ制覇からの出場2試合連続優勝は、最終的に後続と7差の圧勝劇となった。
6打差2位からスタートの宋永漢(韓)は首位と3打差でのハーフターン後にスコアを伸ばせず、2アンダー70で通算16アンダー2位でフィニッシュ。通算15アンダーの3位タイには、この日「65」のチャージをかけた小平智とS・H・キム(韓)が続き、選手会長・宮里優作が通算14アンダー5位。賞金ランキング2位の池田勇太は通算11アンダー12位タイで大会を終えている。